お知らせ

2021 / 02 / 02  18:00

節分繋がりで …

節分繋がりで …

= 鬼 =

👹 語の流れ

  ・もの

  ・おぬ(隠)

  ・おに(鬼)

   なのだ其う

          ※ “おぬ(隠)”には 姿の見えない“もの” 又は姿を見せて

            はいけない見られてはいけないと云う意味がある

👹 其のお姿

  😈 お顔    : 一角・一つ目 後に 二角・二つ目

  😈 身体のお色 : 赤・青

  😈 武器    :  ・金棒又は金砕棒とも (かなさいぼう)

            ・刺股        (さすまた)

            ・両刃の鋸      (のこぎり)

            ・薙刀        (なぎなた)

            ・斧

   

             👹 一考 👹

  ・ 一角    : 古代の冑(かぶと)の頭頂に立つ筒状の物 又は尖った頭

           立て或いは衝角(しょうかく)が上に伸びた冑

  ・ 一つ目   : 炉を覗き込む目を護る為に覗き込まぬ時は其の目を覆っ

           て居る 又は炉を覗き見過ぎて潰れ一つ目と成った

  😈 何故 “炉”なのか

          : 砕いた鉱物を溶かして銅や鉄を得 冑(かぶと)のみなら

           ず甲(よろい)や他の武具も造って居たのである

           ※ 古代は甲冑 平安時代から鎧兜と書き変わり 其の

           頃から二角 二つ目と成って行くのである

  ・ 身体のお色 

        赤 : 明治迄 銅の事を赤銅(あかがね)と呼んで居りました

        青 : 表面が 薄緑色に成る事(緑青:ろくしょう)を銅青と呼ん

           で居りました

  ・ 武器    : 刺股は江戸時代 薙刀は平安時代の物ですので残りの

           三種の“武器”の内 金棒(金砕棒)は岩石や鉱物を砕き 斧

           は炉にくべる木を切り倒し 鋸(のこぎり)は其のくべる

           木を適宜切り揃える為の“道具” なのである

             👹 つまり 👹

  😈 鬼とは  古代の最先端技術の集積地銅鉱山に於いて 採掘や精錬に関

         わり鍛治に携わる者らも含め 赤又は青色に“見える”甲冑を

         身に纏い 其の場に近寄る者を威嚇し時には攻め来る者らと

         命を懸けて戦う戦士の事を 畏敬の念を込めて“鬼”と呼んで

         居たのである

         

                             = 以上 =

     

           ※ 頭部に角が(一本又は二本)生えている人間は今現在

            存在して居ります