お知らせ

2021 / 05 / 14  15:35

流石:さすが …

流石:さすが …

唐突ですが 

TVのクイズ番組等で “流石”を 何故“さすが”と読むのですか

との問いに

中国の三国時代晋の孫楚という者が友人の王武子との会話にて

枕石漱流(ちんせきそうりゅう):石を枕に川の流れで口を漱ぐを

漱石枕流(そうせきちんりゅう):石で口を漱ぎ川の流れを枕にす

と言い間違えたものの 其れを通した事で 流石(さすが)である

との応えを良く耳にするのですが 上記の二文はそれぞれ枕石 

漱石 であり 流石 では無い上に“流石を何故さすが”と読ませ

るのかの応えには成っていないと思うのは 私だけでしょうか

では“流石:さすが”とは何か

流石から察しまするに 初手は岩であったものが川を流れる事で

石と成り小石と成って砂利と成り終には砂と成る 詰まり“さすが”

とは砂が集(つど)って州と成る処 砂州処(さすか)の事 後に 

横浜の磯子と同様元は磯の処(いそのところ)“いそこ”が 言い易い

“いそご”に成る様に 濁点が付いて”さすが”と成るのが本筋と想う

今日この頃なのでございます