お知らせ
2021 / 09 / 26 15:29
駱駝 …
毎日新聞には珍しく (毎日新聞さんごめんなさい)
“ なぜラクダは古代エジプトの壁画にない? ラクダと人間の交流史 ”
興味惹かれる文面でございます
確かに 古代エジプトの壁画には ラクダは描かれて居ないのですが
カイロ大学の 元考古学部長の言によりますれば
「 砂漠が不毛で邪悪な場所とされて居た為 古代エジプト人は砂漠に
生きるラクダを好まなかった様で 古代の遺物にラクダがほとんど登場
しないのは其の為である 」
との事 果たして其うであろうか 其の不毛で邪悪な場所で生きて居た
古代エジプト人の立つ瀬が無いであろうと 突っ込みたく成る気持ちは
扠措き
ラクダの原産はヒトコブラクダが西アジア フタコブラクダは中央アジア
が其の地であり其の殆どが食用として狩られて来たもののアラブ人の様に
駱駝騎兵として軍の主力を担う一面もあったのでございます
当時のエジプト軍の主力は二頭の馬に牽かせたチャリオット(戦車)であり
神格化もしくは神性動物を描かねばならぬ自国の壁画に敵の主戦力である
ラクダをわざわざ描く事は無い又は 描きたく無かったのやも知れませぬ
果たして其の真相や如何に な 今日此の頃なのでございます