お知らせ

2023 / 07 / 20  07:56

お暑うございます … 其の壱

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西瓜売り

寛永年間中   1648―1652 琉球より薩摩へ

慶安の頃    1648―1652 長崎にあり

寛文・延宝の間 1661―1681 長崎より大阪へ 京・江戸に広まり今盛んなり

                           ( 本朝世事談綺 )

盤台桶又は籠に水瓜、真桑瓜、桃を積並、水瓜は切て赤き甘味を示し、真桑瓜は

皮をむき四ツに庖丁目を入れ、桃には水を打、夏桃の赤くうつくしきを粧ふて売

る。此頃売りし如き桃の実の大きく味ひ美なるもの、今は絶てなし

                       ( 江戸府内絵本風俗往来 )

 

                           中公文庫

                         『彩色江戸物売図絵』

                           三谷一馬著