お知らせ
時 … 其の五 お詫びでございます
大変申し訳ございません
さんざん書き連ねて措き乍ら
广と疒を間違えて居りました
更に そもそも何れも
春秋戦国期以降の文字ですので
弾かれる可き二文字だったのでございます
近頃 思考の回路も機能して居らぬ様で …
又 出直して参ります
時 … 其の四
時と言う文字が 日時に関わりを持ち
故に其れが
現代に通じる“ とき・じかん ”の意に
以降して行ったのは 至極真っ当な事と
想われるのでございます 然し乍ら農具
を収納する戸棚や納戸が何故(なにゆえ)
我が国に措いての病名の一つ “ ぢ ”
を意味する事に成ってしまったのか
其れが問題なのでございます
時 … 其の參
寺の字で構成される文字は 幾つかございますが
では其れらの文字は如何なる意を持つ文字なので
あろうか 但し ”侍“と“畤”のニ文字は其の初見が
春秋戦国期以降の事故 今回は弾く事と致します
では
“待” とは 準備万端整えて待ち設ける事
“恃” とは 待つと頼むの意
“持” とは 握る 持つ 保つの意があり
握持(あくじ)を意する字
“蒔” とは 鍬入れの日に種を蒔く
又は苗を植える意である
“痔” とは 現代の我が国に措いては 此の文字で呼ばれる病に
苦しんで居られる御方が 多数居られるでしょうが
元の意は建物内に付属する納戸や農具を仕舞い込む
小屋の事を言うのでございます
時 … 其の弐
唐突ではございますが
何故 (なにゆえ)
時は “とき” の意を示すのであろうか
時の字の寺には元々 “てら” の意は無く
“もつ” の意を持つのみの文字なのでございます又
寺の字の下半分は腕を示し上半分は鋤又は鍬を示し
鋤又は鍬を地に打ち込んだ際 其の上から足を乗せ
更に深く押し込んだ形が “寺” なのでございます
其して時とは其の行いを行う日 詰まり鍬入れの日
又は農時曆・四時 (しいじ) の事を言うのである
因みに時の字のみならず ”寺“ の字を持つ文字は
皆 農時に関わりを持つ文字 なのでございます
♠ 四時(しいじ)とは
春・夏・秋・冬 と 四つの季節の総称を言い
朝・昼・夕・夜 の 四つの時間帯を言うのである