当時の喫茶『　銀座　オリエント　』と

(地下1F 地上1F2F 3F  )日本一狭小な売店

『　銀座　ル・ブラン　』とではお出し

するケーキの種類が違って居り　画像は

(　幾つかは重複する物もございますが　)

『　銀座　オリエント　』のケーキ類で

ございます　

先代のシェフ　

現在は　山梨県甲府市の老舗洋菓子舗

『早川ベーカリー』のオーナーシェフ　

小川シェフの手に依る　生クリームの

デコレーションケーキ　でございます

当時の私には　此の振動の様な絞りが

全く出来無く　身に付く迄本当に苦労

した事を今でも鮮明に覚えて居るので

ございます

なのですが　何のコンテスト

であったのか　残念乍ら失念

したまま今に至って居ります

当時日本一　もとい恐らく世界一では無かろうか　と

想われる程　売場が二坪しか無い狭小なケーキ屋さん

でございました　

故に全てが特注の設備例えば　ショーケースが二等辺

三角形であったり　ストック用の冷蔵庫が　サイズに

合わせた引き出し型であったりと一見しただけで相当

な費用が掛かったであろうと　察せられる程の店構え

でございました

工房は一軒措いた右隣の自社ビル

『　銀座　オリエント　』　の4階でございました　

4階は三つに区切られ　奥が事務室とロッカー　歩道

に面した右側が工房　左側が包装紙のストック棚と私

達パテシェスタッフの休憩ルームも兼ねて居り　私達が

仕様して居たソファーは其の昔三島由紀夫と盾の階の

方々が仕様為されて居たサロンのソファーだったので

ございます

久方振りに『　金閣寺　』を読んで見ようかと思って

居ります

大船に引っ越してから　通い始めて居た鮨屋

さんでございます

(数年前に大将がお亡くなりに成られ　お店は

閉められてしまいましたが)

カウンターにしか座って居りませんでしたの

で　此のお店で魚介の仕込みを覚えたと言っ

ても過言では無いのでございませす　因みに

ル・デューク退社の後　黒縁の眼鏡の女性が

大将と御夫婦に成られて居たとは　思いもよ

らぬ事でございました